カラー選びについて
外壁塗装や屋根工事を行う際に重要なポイントとなるのが色選びです
いざ色を選ぼうと思うと「私の家には何色が似合うだろう?」「イメージを変えたいけど〇〇色って似合うかしら?」「明るい色にしたいけど、近所から浮かないかしら?」など、悩みが多くあることに気付きます。
色選びで悩まれる前に正しい知識を得て満足いく工事を実現しましょう。
色の属性とは
■色相
色相とは色味を指します。赤・黄・緑・青・紫などとイメージを表現するのにもっとも適した属性となります。
こちらは色相環といいます
代表的な色に中間色を加えた20の色相を表しています。
色相の反対側にある色を補色といい、お互いを引き立てると言われています。
■明度
明度とは色の明るさのことです。
こちらの画像は同じ色相ですが、明度が高くなると白色に近づき、明度が低くなると黒色に近づきます。
■彩度
彩度とは色の鮮やかさを表します。
彩度が高い色を原色や純色と呼びます。彩度を下げていくと鮮やかさが減り、くすんだ色に変化していき、最後には無彩色(灰色)となります。
住宅塗装では”彩度の高い”家が代表的な失敗パターンとなるため注意が必要です。
色選びの注意点
色選びをする前に外に出てご自身の住む街並みを観察してみましょう。街並みの景観を損なう鮮やかすぎる色は選ばず調和を優先してください。
01面積効果に気をつけよう
カタログの小さな色見本で色を選ぶ場合、注意しなければいけないのが面積効果です。
面積効果の見え方には「3つの特徴」があります
色相
色合いが強調されて見える
赤・青・黄などの色味が強く感じる
明度
色合いが強調されて見える
赤・青・黄などの色味が強く感じる
彩度
色合いが強調されて見える
赤・青・黄などの色味が強く感じる
※彩度は特に注意!小さな見本から選ぶと派手になりやすいです。
インターネットなどの情報では、面積効果について「薄く見えるから少し濃い色を選びましょう」という記述を見かけますが、選ぶ色によって見え方・感じ方は変わりますのでお気をつけください。
02塗装の色に迷った場合は標準色
日本塗料工業会の標準色は600色以上になります。
たくさんの選択肢を与えてくれる代わりに、一般住宅にふさわしくない色もあり、失敗する可能性も増えてしまいます。
一方で、塗料メーカーの塗料ごとの基本色はユーザーのニーズに反映したカラーを中心にラインナップされています。その中から選ぶことで失敗のリスクが減るためオススメです。
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