見積もり書の見方・考え方
このホームページをご覧になっている方の中には、見積もりをご検討中の方も、既に他社で見積もりを取られた方もいらっしゃるかもしれませんが、外壁・屋根リフォームをするにあたって、施工金額は業者を選ぶ大きな決め手となると思います。
先に申し上げておきますが、例えば25坪の建物を、A社・B社・C社の3社に外壁塗装の見積もりをしてもらったとしても、同じ金額になることはありません。
見積もり書でチェックすべきポイントとは?
「比較検討をするために見積もりを複数社から取ってみたら、かえってどこに頼んだら良いのか、わからなくなってしまった。」
そんな話を、弊社の勉強会にご参加いただいたお客様からしばしばご相談いただきます。
見積もり内容を見る「基準」があれば、グッと見積もりが判断しやすくなりますので、このページでは、簡単に見積もり書でチェックすべきポイントをお伝えします。
01見積もり書でチェックすべきポイントとは?
一口に外壁塗装と言っても、様々な施工部位があるのです。「下地補強」「高圧洗浄」「木部塗装」「鉄部塗装」「コーキング補修」「雨樋塗装」これらの箇所が見積もりに含まれていないことがあります。
勿論上記の工事をしなければ、当然費用は抑えられます。
しかし「守る」という観点からすると、その工事は果たしてお客様のお家を末永く守ってくれるでしょうか。 塗装の目的は雨漏りを防ぐこと。
だとすると、外壁材の下地や継ぎ目、こうした目にみえにくい風雨の侵入経路を防ぐことこそ、重要である場合も少なくありません。
※しっかりと長持ちするメンテンナスをするのであれば、上記の項目の記載が漏れていないか、必ず確認をしましょう
02塗装料金が100万円だった場合
次に、お見積もりの構成をざっくりと把握しておきましょう。
大きく「労務」「塗料」「経費」の3つに分かれます。経費(利益を含む)は、企業を永続するために確保しなければなりません。塗料の金額も、大量仕入れなど工夫によってコストカットする以外は、そこまで大きな差はでません。
では、どこから引くか。 労務に関わる部分、平たく言えば、職人の手間代から引くのです。
そうなると、現場の職人としては手を抜くしか自分たちを守っていく術がありません。これを是正してしまうと、正直な業者ほど損をしてしまうことになってしまいます。
そんな世の中は、おかしいですよね。「プロからも認められるプロ」を目指す私たちにとっては、職人の仕事を守ることも使命だと思っております。
最後に
ここまでお伝えさせていただいた内容を抑えた上で、お手元のお見積もりを見てみると「おや?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
このページでお伝えさせていただいた内容以外にも、お見積もりの見方・業者の選び方のポイントはまだまだあります。
直接ご相談いただければホームページでは語れない裏話も含めて、お客様のお役に立つ情報をお伝えさせていただいております。
「不安がスッキリ解消した!」「何で塗装が必要なのか腹に落ちました!」と、大変好評をいただいております。契約を無理に迫るようなことはもちろんいたしませんので、ご都合があえば、ぜひ足を運んでみてください。